
こんにちは!
田舎婚活アドバイザーの奥村です。
この記事では
- 農家として嫁を募集しているものの、なかなか出会いがない男性
- そんな農家とお見合いしたい女性
にむけて、「農家に特化した結婚相談所」についてご紹介します。
農業の男性や農家に嫁ぎたい人を募集している、結婚相談所の3つのタイプ
私の調べる限り、農家や農家に嫁ぎたい人を募集している結婚相談所は、以下の3つのタイプに分けられます。
- 大手の結婚相談所が、コースの一つとして農業従事者、もしくは農家と結婚したい女性を募集している
- 農協や農協と業務提携した結婚相談所が、男性の農業従事者のみ募集している(女性については、仲人が外から探してくれるようです)
- 田舎に住んでいたり農業をしている男性と、そんな田舎に嫁ぎたい女性だけを募集している結婚相談所
この3つです。
個人的には男性であれば2か3のタイプ、女性は3のタイプがお勧めです。
まず第一として、農業従事者は一般的な婚活ではあまり人気とは言えません。
婚活で人気なのは、あくまでも都会でスーツを着て働いている男性ですから。
そのため会員数の多い大手の結婚相談所に登録した場合でも、農家の男性は意外とマッチング出来ないんですよ。
勿論そのために上で紹介したような「農家婚コース」があるわけですが、こちらは半年~1年に一度開催される「農家×農家に嫁ぎたい女性の婚活パーティー」に参加することで出会いを探すようなものと考えていいと思います。
ただし、その間も結婚相談所は月会費がかかってしまいますし、そもそも開催ペースは(農家限定だと採算も合わないため)マチマチなので、今すぐ結婚したい方にはお勧めできません。
男女ともにオススメなのが、タイプ3の「田舎婚」
タイプ1と2の結婚相談所はこの後ご紹介しますが、まずはタイプ3の田舎婚についてご紹介します。
田舎婚はオンライン結婚相談所で、
- 農家や酪農家、漁師など第一次産業を中心とした田舎に住んでいる男性と
- そんな田舎に移住したい、嫁ぎたい女性
しか登録できないようになっています。
つまり農家の男性は農家である事を受け入れてくれる女性、そして女性は効率よく農家の男性を探せるわけです。
田舎婚の一番のメリットは、女性が田舎に嫁ぐ事が前提=全国の会員がお見合い候補になる事です。
例えば一般的な事務所を構えるような結婚相談所ですと、出会える人は基本的に地元の人ばかりです。
近くに移住したい田舎が無ければいけず、仮に遠くに住んでいる方にお見合いを申し込んだところで相手にされません。
ところが田舎婚はオンライン結婚相談所ですし、女性が田舎に嫁ぐのが前提なので、例えば
- 東京にお住いの女性が、北海道で農業を手伝ってみたいから北海道の男性に申し込んだり
- 沖縄在住の男性が、関西の女性に「沖縄に来てみませんか」とアプローチ出来たり
こういったことが当たり前なので、特に”理想の移住先”を持っている女性には、全国から移住先を選べるという特徴があります。
ちなみに田舎婚は現在、初期費用&成婚料が無料キャンペーン中です。
実際にお見合いをする時点で月会費のみかかる有料会員になる必要がありますが、無料会員でもお相手を探せるので、良い人がいなければ無料のまま退会することもできます。
ぜひ、使ってみてください。
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農家の男性・農家とお見合いしたい女性に特化した結婚相談所
それではこれから、タイプ1とタイプ2の結婚相談所についてご紹介しますね。
(情報は全て記事をまとめた時点ですので、最新情報は公式サイトをご確認ください)
幸せのマリアローザ

幸せのマリアローザは、日本仲人協会の加盟結婚相談所として活動しています。
成婚実績は657組、地域を限定せずに相手を探すことも可能です。
そして幸せのマリアローザは日本農業開発訓練校と連携し、農業婚活を提案しています。
対象は夫婦やカップルで農家を始めたい方や、農業で就活を考えている方、農家に嫁ぎ先を考えているお嫁さんやお婿さんです。
ただし定員はわずか8名とかなり少ないので、他の農業に特化した結婚相談所と比べると、どうしても心もとないですね。
ちなみに日本農業開発訓練校では、農業の基本や農村で生活していくための知恵と心がけ等を身につけられます。
期間は3ヵ月間で、短期過程婚活コース訓練生となって実践的に学んでいきます。
通常であれば2年間の勉強が必要なのですが、農家のお嫁さんやお婿さん不足の解消、人口減少解消の一環という事で特別に3か月に短縮されているわけですね。
利用の通常価格は入会金20,000円、月会費7,000円、ホームページ登録料10,000円、お見合い料 無料、成婚料200,000円となっています。
キャンペーンや友達紹介プランを利用すれば割引が適用され、お得に利用することができますよ。
パートナーエージェント(農家の男性向け)

パートナーエージェントは1年以内に結婚したい人のための結婚相談所で、成婚という結果にこだわり成婚率№1を掲げています。
キャッチフレーズは「高望みから、はじめよう」。
3ヵ月以内に出会いがなければ、登録料を全額返金しています。
農業への特化したサービスとしては、JAグループの農協観光と業務提携をしています。
サービスの内容としては、全国のJA職員・組合員の方々に福利厚生の一部として「特別プラン」を提供し、パートナーエージェントの婚活を割安で利用できるようになっています。
他にも首都圏在住の婚活者と、地方在住の未婚の農業従事者をツーリズム形式でマッチングする企画も行われています。
利用料金は年齢や住んでいる地域などで細かく変わりますが、一番ベーシックなコースで
- 初期費用:95,000円
- 月会費:17,000円
- 登録料:30,000円
- 成婚料:50,000円
となっています。
JAいるま野結婚相談所

JAいるま野結婚相談所は農業・農家後継者をはじめ、組合員の生涯にわたるパートナーとの出会いを目的に設立されました。
結婚相談員は7地域90人おり、積極的に活動しています。
結婚相談所設立以来、204組が婚姻成立しました。
結婚相談所を利用するためには登録申込が必要で、申込資格があります。
JAいるま野管内に住所を有する組合員家族の後継者であること、またはJAいるま野の組合員であることです。
いずれかがあてはまる方なら、どなたでも利用できます(公式サイトでは成婚インタビューに女性も紹介されていますが、その方が組合員だったのか、もしくはそうでないかは不明です。組合員自体は入会金のようなものを支払えば誰でも入れるようですが、女性の場合は事前に問い合わせるほうが良いでしょう)。
利用希望者は結婚相談所に用意してある必要書類を準備し、JAいるま野地域管理担当者、または結婚相談員に申し込む流れとなります。
登録が済むと結婚相談員が、パートナー探しを手伝ってくれます。
また結婚相談員の活動内容として、3ヵ月ごとに「休日結婚相談日」を実施しています。
新型コロナウィルス感染防止の観点から、開催中止を余儀なくされていますが、令和2年度第4回は令和3年2月27日、及び3月6日~7日を予定しています。
時には県内の他のJAと合同でふれあいパーティーを開き、その際は10組のカップルが成立しています。結婚相談員は登録者とコミュニケーションを図りながら、出会いの場を演出してくれることでしょう。
広報WEB版いるま野には結婚相談所に登録し、その後幸せを掴み取った成功談が乗せられています。
登録したきっかけや出会い、現在の生活などについても触れているので、新しい生活へのイメージが持てることでしょう。
以上が、農家に特化した結婚相談所のご紹介でした。
農家の嫁不足にもかかわらず結婚相談所はまだまだ少ないので、これからも増えていくと良いですね。